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さて早速原稿を作りたいところだが、その前に決めとくこともあるわけだ |
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最初に決めることは何を作るのかということですね |
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同人誌といってもマンガだけではなくて、小説やCG集、ゲームなどもあるわけだからな |
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ここではマンガを作ることについて説明しますね |
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他のものは各ページを見てくれ |
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次に決めるのは何人で作るのかということです |
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1人で作る個人誌なら問題ないが、複数で作る合同誌の場合はしっかりスケジュールを組んどかないと、いつまでたっても完成しないという事態も考えられるからな |
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では内容と分担を決めましょう |
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どんな作品を作りたいのかということだな。そして誰がどんな内容で、何ページ描くのかということを話し合うわけだ |
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マンガ部分だけではなくて、目次やあとがき、表紙なども分担を決めとくと良いと思います |
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で重要な締め切りだが、これは参加するイベントがある場合はそのイベントに間に合うように設定するわけだな |
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印刷所に印刷を依頼する場合は入稿日が締め切りになります。入稿後、完成まで日数がかかるので注意が必要です |
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自分たちで印刷する場合も製本に時間がかかるからな。完成度を高めたいという気持ちも判るが、締め切りが迫ったらある程度妥協というかあきらめも必要だぞ |
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スケジュールを全て紙に書いて整理しとくと便利ですね |
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ところで本全体のページ数なのだが、偶数になるのは判るよな |
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奇数では製本したときに本にならないですよ |
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コピー本なら2P単位でもよいが、オフセット本の時は注意がいるぞ |
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そこら辺の説明はそれぞれの特集ページを見て下さいね |
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さて、スケジュールも決まってそれぞれ制作に入るわけだが、締め切り前に状況の確認を入れることだな |
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状況によっては遅れている人のヘルプ(手伝い)に入ったり、別の原稿を手配したり、最悪ページ数を減らしたりといった対処が必要になってきますから |
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締め切り日に気付いても手遅れってことがあるから早め早めにな |
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だいたい締め切り間際になると修羅場になるのが普通(?)ではありますが |
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同人用語で修羅場というのは、時間も精神力も体力もないという極限状態での制作作業のことを指すのだが、同人誌を作るたびに何度も同じことを繰り返すことが多いのも事実だな |
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合同誌の場合はみんなで集まって徹夜しながら作業するのも楽しかったりするのです |
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異様なテンションになっていく様は見てて笑えるしな |
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同人誌作りの醍醐味とも言えますね |
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・・・・・・ 嫌な醍醐味だな |