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マンガの描き方の手順だが、別にこだわることなく好きに描いても問題はないぞ |
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あくまでも一般的な手順ということですね |
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さてまずは「プロット」を考えるわけだ |
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あらすじのことですね。場面を考えたり、キャラクターを考えたり、オチからストーリーを考えたり、やり方は色々ですね |
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煩悩大爆発するのも良いが、後で自分で描くということを忘れるなよ |
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プロットで宇宙船とか機械がタクサン出てくるSFを考えたのに、機械を描くのが苦手だったりすると作画に苦労しますからね |
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で、次は「ネーム」だな |
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コマ割りや、絵やセリフなどの位置決めなどを行います |
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プロのマンガ家もする工程だな。マンガ家が良く言うネームで没るというのは、この工程で編集者チェックが入ってダメ出しされるということだ |
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この段階で絵をしっかり描く人もいれば、とりあえず何を描いたか判ればいいやって感じで丸に点といった絵の人もいますね |
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ネームをそのまま原稿の下描きにする人もいるが、その場合は消しやすいように薄く描くか、トレースして描き写すと良いぞ |
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その場合は原稿用紙と同じ紙の大きさに描きましょう。下描きを別に描く場合は、ネームは小さい紙に描くことも多いですね |
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次は「下描き」だ。同人誌用原稿用紙に(コピー誌なら別に原稿用紙でなくて良いが)エンピツやシャーペンで下絵を描いていく作業だな |
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後で消しゴムで消すので、あまり強く描かず薄く描きましょう |
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あんまり消しゴムをかけすぎると紙が痛むから下描きの修正はほどほどにな |
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下描きが終わったら次は「ペン入れ」です |
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つけペンでもミリペンでも何でも良いが、ペンの説明は「道具 アナログ 基本の道具」を参照してくれ |
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どうやったら上手く絵が描けますか? とか聞かれるのですが、私も知りたいです |
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好きなマンガ家の絵を模写するとか、たくさん絵を描くことじゃないか? ちなみに模写するときは絵を見ながらじゃなくて、記憶して描くのが重要だな |
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では最後に「仕上げ」です |
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ペン入れ後、乾いたら消しゴムで下描き線を消すわけだが、セリフを後でワープロやパソコンで打ち出した文字で貼る場合は、一緒に消しちゃわないように注意だな |
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後で消すのが嫌な場合は、セリフを別の紙か、パソコンのメモ帳にでも書いとくと良いでしょう |
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ネームがあれば別にそれでかまわんがな |
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下描き線を消したら、後はベタ塗りやトーン貼りですね |
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トーンを削ったりするわけだが、消しカスと同様、トーン屑が残ると印刷で汚れて見えるから、ちゃんと取るようにな |
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最後にセリフを貼って終わりです |
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ページナンバーふったりとかもあるがな |
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コピー本なら原稿の裏にでもふっとけばOKですが、オフセ本には決まりがあるので「原稿の作り方 オフセット」を参照して下さいね |