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では早速同人誌作りに入りましょう |
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印刷所に印刷を依頼するオフセット本については、そっちの特集ページを見てくれ |
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まずはコピー誌のメリットについて説明しときましょうか |
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オフセットもだいぶ安くなってるから、あんまり価格面でのメリットはなくなりつつあるんだよな |
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小部数で、ページ数もあまり多くないのならコピー誌のがまだまだ安いです |
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製本は全部自分でするから、印刷所との確認や発注書といった書類を書くなどの煩わしさはないな |
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表紙に凝ったり、とじ方に凝ったり、オフセットではお金のかかることもコピー誌なら手軽にできるのも良いところですね |
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原稿用紙の決まりがないのも良いよなぁ。オフセットは色々と覚えることが多いので面倒だし |
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オフセットは覚えてしまえば後は楽ですよ。投稿サイズを使えば出版社に投稿したりするときにも使えますし |
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ノンブル、外枠、内枠、のど、断ち切り、なんじゃそりゃって感じだぞ |
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それらの説明は「原稿の作り方 オフセット」ページを見てください |
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紙の大きさだが B5 の紙に描いた原稿を使用して、本の大きさを A5 にしたいなら印刷時に 82%縮小にすると良い感じに仕上がるぞ |
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紙に描いたものがそのままコピーされるわけです。本をとじる側にあんまり絵や文字を描き過ぎると読み難くなるので注意です |
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縮小するなら文字も少し大きめに書いとくことだな |
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マンガの描き方については「原稿の作り方 描き方の手順」を見てください |
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では製本の仕方について説明するか |
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コピー誌にも色々ありまして、その方法によってコピーの仕方も違ってくるのです |
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左が「片面刷り袋とじ」、右が「両面刷り中とじ」になるぞ |
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片面刷りは面付けや印刷が楽で、ページ数が少なくても分厚く見えますよ |
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両面刷りは裏と表の組み合わせが難しいが、本として見やすいな |
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あと中とじはホチキスの留め金が背の部分にくるので目立たないですし、コピーした紙を重ねた後、まとめて折ればズレにくく綺麗に仕上がります |
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枚数が多いとズレるがな |
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その場合はカッター等で切りそろえると良いでしょう |
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印刷できるように原稿の並びを準備することを「面付け」というのだが、片面刷りは2の倍数ページ、両面刷りは4の倍数ページ必要だからな |
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面付けの仕方は上図を参考にして下さいね。中とじはちょっと複雑なので、アプリ 面付け のページも参考にしてくださいね |
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中とじをホチキスで留める場合は、ホチキスのヘッドが回転するやつが便利だぞ |
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ホチキス以外にも紐でとじたりしている本もありますね |
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パンチなどで 2箇所に穴をあけて ヒモ を通して結ぶやり方だな |
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リボンでも良いですよね。他に和とじというものもあります |
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なんかムズカシそうだが、数カ所穴をあけてヒモを通して裏で結ぶ感じだな |
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とじ方の他にも、本の背表紙にテープを貼ったり、紙の色をページによって変えたり、表紙に抜き(紙をくりぬくこと)を入れたり、シールを貼ったり、色んなことができますよ |
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まぁアイデアしだいでどんな本にでもなるからな |
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センスを問われるところでもありますね |