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フルカラー表紙について説明しましょう |
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表紙原稿は印刷所によっては専用の原稿用紙を用意していることもあるから、聞いてみることだな |
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市販されているものもあるので、自分で作るのが不安な人はそちらを使う方が良いでしょう |
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紙も色々選ぶと面白い効果を期待できるぞ |
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紙の種類については「道具 アナログ カラー原稿用」を見てくださいね |
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ちなみにモノクロ原稿用に使ってた市販の原稿用紙はフルカラー印刷では使えんからな |
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枠線まで印刷にでちゃうからですね |
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あと原稿の大きさだが原寸の大きさで描くことになるぞ |
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モノクロ原稿の時と違って縮小印刷はしないということですね |
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まずは上記の図を参照してくれ。表紙と裏表紙を1枚の紙にするわけだ |
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自分で作る場合はトンボを忘れずに入れてください |
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紙のサイズは例えば A5判 の本を作る場合、裏と表を 1枚にするわけだから A4 のサイズになるだろ。トンボや後述の背などを入れるわけだから、さらに 1回り大きい B4 サイズの紙を用意することになる |
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背幅というのは製本したときに出来る表紙と裏表紙の間の厚みのことを指します |
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背表紙のことだろ。本棚にズラット入っているコミックを思い浮かべればわかると思うが、タイトルとか作者名が書いてある部分だ |
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これはページ数や印刷に使う紙の種類によって幅が決まるので印刷所に聞くと良いでしょう |
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印刷所の HP に書いてある場合もあるからチェックしてみると良いぞ |
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平とじの場合は背が必要になるわけですが、中とじの場合は必要ないです |
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分厚い本の場合は中とじは無理だけどな |
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ではフルカラーにするときの注意点を幾つか上げましょう |
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まずは印刷にでない色があるということだな |
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基本的に 4色分解ですから再現しにくい色があるんですね |
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これも印刷所ごとに違ったりするから聞いてみるのが一番良さそうだな |
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印刷所によっては蛍光色とかも出せたりしますから、要チェックですね |
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その場合別料金ということが多いがな |
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最近のパソコン用プリンターなどでもインクが 6色や 7色というのがありますね |
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後は紙になるべく凹凸を作らないということだな |
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フルカラー印刷だと凹凸が作る影まで再現されてしまいます |
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そういう効果を狙ってるなら別だがな |
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モノクロ原稿の時には問題ないホワイト修正も印刷に出てしまうのでこちらも注意です |
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つまり表紙を描くときは修正できないということだな |
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修正きかないのは緊張しますね |