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パソコン(PC)で原稿を作成する上での注意点を語ろうと思います |
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表紙はちょっと違うから「原稿の作り方 デジタル原稿表紙」を参照してくれ |
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同人誌作成用の専用ソフトを使用する場合は、ソフト付属のマニュアルなどを参照して下さいね |
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ここでは一般的な画像処理ソフトで漫画を描く場合の話しをしてるからな |
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印刷所によって決まりが微妙に違いますから、入稿するなら原稿作成前に印刷所へ確認して下さいね |
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後、PC選びや周辺機器、ソフトなどは「道具 デジタル ~ 」を参照してくれ |
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原稿全てをPC上で作ることもできますし、紙に描いた下絵をスキャナーでPCに取り込んで、仕上げをPCでするという方法もありますね |
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原稿をスキャナーで取り込む時のサイズ指定だが、例えば B5判の本を作る場合、原稿サイズが B5 なら 350dpi くらいで取り込めば良いだろう |
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別に 解像度(dpiサイズ)を大きく指定して取り込んで、完成後にサイズを変更しても良いですよ |
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dpi が大きいとそれだけファイル容量も大きくなるからな。パワーのないPCや、画面サイズの小さいディスプレイを使ってる場合は dpi が大きいと不便だぞ |
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印刷所へ入稿するなら、断ち切りを考えて、天地左右には 3mm の余白を入れましょう |
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原稿を取り込んで、じゃまだから余白は削除してしまえというのはダメということだ |
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原稿を取り込まずにPC上で原稿から作成する場合は、B5サイズを指定して、さらに余白のサイズをプラスしましょう |
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天地 3624 ピクセル X 左右 2591 ピクセル の指定で 350dpi 相当で B5原稿を取り込んだサイズになるだろ |
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その他、入稿用の原稿作成のルールは基本的にオフセット本を作るときと一緒です |
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ノンブルやトンボ、断ち切りなどに気を付けろということだな。そのあたりのことは「原稿の作り方 オフセット」に書いてあるぞ |
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「Photoshop(フォトショップ)」で作成する場合ですが、仕上がり範囲内に間違ってトンボ用の線を入れないように注意です |
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フォトショップというのはプロも良く使っている画像編集用ソフトだぞ |
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「Illustrator(イラストレーター)」で作成する場合ですが、文字フォントはアウトライン化しましょう |
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アウトライン化しないで入稿して文字化けしても、文句を言えんぞ |
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アウトライン化できないフォントとかもありますが、その場合は印刷所に印刷できるか相談してみましょう。大丈夫なときもあります |
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フォトショップで作成した画像をイラストレーターで配置する場合は、埋め込まずにリンクさせるようにな |
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埋め込んじゃうと画像の色補正ができなくなっちゃいます |
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入稿用のデータ保存形式とかについては「印刷・製本 データ入稿」を参照してくれ |
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色についてですが、グレースケール又は白と黒の2階調(モノクロ2値)になります |
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インクジェットプリンターで印刷した原稿を版下として、紙で入稿する場合は、グレースケールだと綺麗に製本できないことがあるという問題があるのたが、データ入稿なら問題ないぞ |
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ただ、グレースケールで網目の細かいスクリーントーンのような効果を使用している場合、モアレになってしまうことがありますのでその点は注意です |
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デジタルで原稿を作成してコピー誌にするなら、決まりなどなく自由に作って問題ないがな |