|
パソコン(PC)で表紙原稿を作成する上での注意点について話すことにするが、「原稿の作り方 デジタル原稿本文」もあわせて参照してくれ |
|
デジタル入稿する場合の表紙ですが、フルカラーのみという印刷所が多いです |
|
単色刷りに対応しているところもあるがな |
|
原稿サイズについてですが、デジタル原稿本文と違う点は、表紙(表1)と裏表紙(表4)、そして背表紙の幅を合わせたサイズにするということです |
|
天地左右に 3mmの余白を作るのは一緒だぞ |
|
製本したいサイズと同じ原寸サイズで作成します |
|
例えば B5判の本を作りたいなら 幅は 余白 3mm + 182mm + 背幅 + 182mm +余白3mm に、高さは 余白 3mm + 257mm + 余白3mm になるわけだ |
|
背の厚さについてはページ数や紙の厚さによって違ってきますので、印刷所に聞いてみましょう |
|
トンボを付ける必要もあるぞ |
|
「Illustrator(イラストレーター)」で作成する場合は、フォントはアウトライン化しましょう |
|
理由はデジタル原稿本文で述べたことと一緒だ |
|
カラーを取り扱う上での重要な注意点ですが、色はCMYK方式で保存する必要があります |
|
RGB方式だと印刷時に色が正しく再現できないぞ |
|
RGBというのはディスプレイやテレビなど、発光するものに使われる光の三原色になります。今回は印刷に使用するのですから、色の三原色であるCMYKになるということですね |
|
光と色では領域が違うから、同じように再現できないのは当然だな |
|
フォトショップで作成した画像をイラストレーターで配置する場合は、埋め込まずにリンクさせるようにしましょう |
|
理由はデジタル原稿本文で述べたことと同じだ。ちなみにフォトショップのみで版下として完成させた表紙データがあるなら、わざわざイラストレーターに配置する必要はないからな |
|
デジタルで表紙原稿を作成してコピー誌にする場合は、決まりなど気にせず自由に作って問題ないですよ |