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発注書の書き方について例を上げて紹介するぞ |
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印刷所によって違いますから、参考程度に見て下さいね |
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まずは 氏名・サークル名・住所・電話番号だな |
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特に電話番号は印刷所側から原稿の不明点について問合せがくることがありますので、忘れず書きましょう。連絡がとれる時間帯も書くと良いですね |
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次に表紙についてだが、細かく指定する項目があるぞ |
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選べる紙の種類は印刷所によって違います。また紙の色の指定は、同じ色でも選んだ紙によって微妙に発色が違いますから注意です |
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他に紙の厚さを指定する場合、本文用より厚いものを選ぶことになるだろうな。また光沢を出せるPP加工やツヤ消しのマット加工など、加工の有無も指定できる |
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箔押しというのもありますね。大きさによって値段が変わります。またタイトルなどを写植指定することもできます |
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1色刷りや多色刷りの場合は刷り色の指定もすることになるぞ |
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表紙の裏(表2)や裏表紙の裏(表3)にも印刷をしたい場合は別に指定することが多いです |
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表2と表3は普通は印刷しないからな。料金も別なことが多いぞ |
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次に本文についての指定です |
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表紙と同様に紙の種類と紙の色、紙の厚さを指定するぞ |
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別料金なことが多いですが、紙の色は本文の途中で替えることもできますよ。色替えできるのは4ページまたは8ページ単位になります |
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平とじの場合、紙の厚さによって背の厚さ(背幅)が変わるぞ |
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印刷の刷り色も指定します。薄い色は読み難いので避けた方が良いでしょう |
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次に仕上がりサイズの指定だな。B5やA5が一般的だな |
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基本サイズより小さい本や大きい本、変形サイズなどは料金が高いことが多いですね |
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部数も指定する。印刷する冊数が多いほど1冊あたりの単価は安くなるぞ |
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最低印刷部数の制限があったりもしますので注意です |
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右とじにするか左とじにするか、とじ方向の指定もする |
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漫画なら普通右とじですね。海外のコミックスは左とじだったりしますが |
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とじ方向だけではなくて、製本の仕方も指定する |
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中とじか平とじかということですね。平とじの場合は本に背ができます |
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ページ数も書くぞ。普通は本文のページ数に表紙(表1)、裏表紙(表4)、表紙の裏(表2)と裏表紙の裏(表3)の4ページを足して書くことが多いな |
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でも印刷所によっては表1~表4を抜かした本文だけのページ数を書くように指定しているところもあります |
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マニュアルなどに何も書いてない場合は要確認だな |
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搬入方法は、自宅へ送るか、イベント搬入してもらうか指定します |
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イベント搬入の場合は、参加するイベントに頼んだ印刷所が搬入しているかチェックする必要があるな |
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オンリーイベントなどの小さいイベントの場合は、直接搬入していないことが多いかもです |
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とりあえずダメ元で聞いてみることだな。会場が近ければイベントが小さくても搬入してくれることもあるしな |
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イベント搬入していなくても、宅配便の搬入手続きをしてくれることがあるので、聞いてみるとよいでしょう |
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自宅に送ってもらって、自分で宅配便搬入の手続きをしても良いがな |
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直接印刷所に受け取りに行っても良いですよ。その場合は料金がかからないです |
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イベント搬入や自宅へ送ってもらう場合は別料金のことが多いからな |
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発送する場所や本の重さによって発送料金も違いますよ |
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イベント搬入する場合は、どこへ送るのか指定する必要があるな |
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イベント名、開催日、サークル名の他、スペース番号、搬入する部数などを書きます |
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発注書を出すときにスペースNo.が決まってない場合は、後で印刷所へ連絡するということを書いておく。決まったら連絡することを忘れないようにな |
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サークル名やスペースNo.ですが、搬入する人に判り易いように、丁寧な字で書きましょう |
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紛らわしい字があるからな。下にあげとくぞ |
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例:紛らわしい字
D I O(オー) T U V イ ウ エ カ ク シ ソ チ ツ テ ナ メ フ ヤ ワ ン い う し つ て と ぬ ね め ゆ ら り る れ ろ わ 0(ゼロ) 1 5 7
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表がちょ、ちょっと判りづらいですね。Iとイとエ とか シとツ とか見間違うことが多いです |
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後でスペースNo.を連絡するとした場合、電話などで口頭で伝えると発音によって文字を間違えたりするから注意だぞ |
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Aとエ とか、オとO(オー)とかですね |
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さて、発注書の書き方の続きだが、入金方法の指定もあるな |
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普通は銀行振替、郵便振替、現金書留、為替などですね |
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近所の印刷所なら直接手渡しということもある |
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支払うタイミングは、申し込みの前、申し込む時、見積もり後などがあります |
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印刷所によって違うな。申し込み前は発注書に銀行や郵便振替の受領書を貼ることが多い。その場合は受領書のコピーをとっておくようにな |
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申し込む時に支払う場合は、発注書に支払予定日を書くことが多いですね |
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振り込まないと作業してくれないから、ちゃんと振り込むようにな |
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見積もり後というのは、発注書を送って見積もってもらった後に振り込むことになります |
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この場合は料金計算の間違いがなくて良いな |
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普通は自分で計算して発注書に料金を書くことになります |
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表紙加工や色替えなど、基本料金にプラスして計算することになるぞ |