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即売会会場ではスケッチブックに「絵を描いて下さい」と作家に頼むことができるという少し変わった文化があるぞ |
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これを略して「スケブ」と言います |
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スケブを頼むときは礼儀正しい言葉使いでな。また頼む前に作家がスペースに居るのか聞くようにな |
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委託だったり、お手伝いの人だったり、売り子さんが作家本人とは限りませんから |
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また、対応に追われて忙しそうにしている作家にスケブを頼むのは、ちょっと考えた方が良いかもな |
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後で暇になった時に描いてくれることもありますから、一応聞いてみても良いと思いますが、例え断られても文句を言っちゃダメですよ |
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人気の作家の場合、既に頼まれたスケブで一杯なんてこともあるからな |
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スケブを頼んだその場で直ぐに描いてくれるときもありますが、普通はスケブを一旦作家さんに預けて、後で受け取りにもう一度サークルスペースへ行くようにします |
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早く描けとか急かすのはナンセンスだぞ。どのくらいの時間に受け取りに行けば良いか聞いて、忘れずに受け取りに行くようにな |
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頼むだけ頼んで取りに来ないという人が居ますが、これは作家さんに失礼ですよ。後スケッチブックを預けるのですから、名前は書いときましょう |
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それとスケブを描いてもらうなら、なるべく同人誌は買った方が良いな。そうじゃないと何も買わず、サービスだけ受けようとしているようなもんだぞ |
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逆に同人誌を買ったのに、スケブを断られたとしても怒ってはいけません |
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スケブはサークル側(作家)の完全なサービスなのだから、描いてもらって当たり前という考えは捨てろよ |
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結構スケブは苦手という作家さんも居ますから |
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まぁ残念なことに、中には酷い言葉でスケブを断ったりするサークルもあったりするがな。そんな場合まで怒ってはダメだ、とは言わないが |
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折角の即売会参加なのですから、楽しく過ごしたいものです |
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「一般参加者 = お客さん」 という考えは、できればやめたいところだ |
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お金を払って本を買っているのだから、お客さんなんだと思うのが普通のような気もしますが、即売会というイベントの場を一緒に作っている参加者なんだと考えられれば良いですね |
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コミックマーケットなどでは主催者が実際にそういう考えを述べてたりするしな |